<社説>オスプレイ事故率 重大事故の危機自覚せよ
政府や米軍が喧伝(けんでん)する「安全性」は信用に値しない。即刻、沖縄の空から去るべきだ。 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの10万飛行時間当たりのクラスA(重大事故)の事故率が、普天間飛行場に配備された2012年の1・93件から、15年末時点で3・69件に増加したことを米海兵隊が明らかに...
View Article学校調理員からノロ検出相次ぐ 10校で給食休止
うるま市と沖縄市で学校給食の調理員から相次いでノロウイルスが検出されたため、計10校で給食の提供を休止していることが7日までに分かった。いずれも生徒や教職員から体調不良を訴える声は出ていないという。共同調理場などは、調理員全員の再検査の結果を待ち、来週にも給食提供を再開する方針。県によるとノロ...
View Article県内特殊詐欺33件9850万円 15年、被害額7割増
県内の特殊詐欺被害が2015年は33件約9850万円(暫定値)となり、前年より件数で1・5倍、被害額で7割増となったことが県警のまとめで7日分かった。動画サイトの登録料などで現金を要求する架空請求詐欺が最も多く、19件約2610万円だった。3年ぶりに還付金詐欺が発生し、8件約920万円の被害が...
View ArticleFC琉球始動
サッカーJ3のFC琉球は7日、金鍾成監督就任後初の練習を八重瀬町具志頭運動公園陸上競技場で行った。金監督、喜名哲弘コーチが見守る中、ボール回しなどで汗を流した。 琉球は薩川了洋前監督が退団。選手25人のうち8人が残留し、10人の新加入が発表されている。一からのチームづくりが求められる中、例年...
View Article地理的優位「根拠ない」 県、国への反論書面提出 代執行訴訟
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設をめぐり国土交通相が提起した代執行訴訟で、県は7日、福岡高裁那覇支部に第13~17準備書面を提出した。国が昨年末に提出した第3準備書面への反論を主な内容としている。沖縄の「地理的優位性」や「抑止力」維持を理由に挙げる国に対して、地理的優位性の具...
View Article「屋蔵大主」生徒ら堂々 伊平屋ちむドンキッズが公演
【伊平屋】伊平屋小学校体育館で昨年12月27日、伊平屋ちむドンキッズシアターによる公演が行われた。 伊平屋ちむドンキッズシアターは2007年、平田大一さんプロデュース、一般社団法人「TAO Factory」の指導の下、伊平屋村内の幼小中学生で発足し、本年度で9年目を迎える。 公演では、琉球を...
View Article那覇空港ターミナル増設 国内、国際線ビル連結
那覇空港ビルディング(NABCO、那覇市、兼島規社長)は7日、国内線旅客ターミナルビルと国際線旅客ターミナルビルをつなぐターミナルビルを増設すると発表した。国内線の保安検査場や国際線チェックインカウンターを広げ、増加し続ける観光客の利便性を高める。2017年1月に着工し、20年3月までの完成を...
View Article辺野古沖で掘削作業継続
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で8日午前、長島付近のボーリング(掘削)調査地点に設置されたスパット台船から掘削棒が海中に下ろされ、台船上には作業員らの姿が確認された。 午前10時半現在、掘削作業中とみられる。工事に反対する市民らは資材搬入口の米軍キャン...
View Article美ら海 ホオジロザメ死ぬ 飼育から3日、原因調査中
【本部】成体では世界初の飼育・展示例となっていた沖縄美ら海水族館(本部町)の雄のホオジロザメ(体長約3・5メートル)が8日午前に死んだ。4日に読谷村漁協の定置網で捕獲され、5日に同水族館に運び込まれていた。飼育日数は3日間だった。 同水族館によると、7日まで水槽の中を安定した様子で遊泳していた...
View Article島尻氏きょう来県 那覇、宮古島など視察
【東京】島尻安伊子沖縄担当相は8日午前の閣議後の記者会見で、同日夜に沖縄入りし、9、10の両日に那覇市と宮古島市を視察すると発表した。 那覇では一括交付金を活用して建てられた県立離島児童生徒支援センターなどを視察する。宮古島市では伊良部大橋や下地島空港を訪れる。【琉球新報電子版】
View Article宮古島トライアスロンまで100日 庁舎前に残暦板設置
【宮古島】4月17日に開かれる第32回全日本トライアスロン宮古島大会(宮古島市、琉球新報社主催)まであと100日となった8日、同実行委員会が宮古島市役所平良庁舎前に残暦板を設置した。強い雨が降る中、協賛社など多くの関係者が訪れ、本番に向け決意を新たにした。 大会長を務める下地敏彦市長は、今回か...
View Article琉舞衣装の逸品一堂に 那覇市伝統工芸館ギャラリー
琉球舞踊界の重鎮らの舞台衣装を紹介する「踊衣装の逸品に出会える 琉球舞踊衣装展覧会」(那覇市主催)が8日、那覇市牧志の市伝統工芸館ギャラリーで始まった。 同展は那覇市が国の一括交付金を活用して2014年度から取り組む「市伝統工芸ブランド確立事業」の一環として実施。人間国宝の玉那覇有公氏ら名工が...
View Article与那国町へ台風義援金171万円 琉球新報社受け付け
琉球新報社(富田詢一社長)は8日、昨年9月の台風21号で大きな被害を受けた与那国町に対し、県民や企業などから託された復興支援の義援金約171万円を贈った。同日午前、那覇市天久の本社であった贈呈式で外間守吉町長は「まだ全壊や半壊の家屋の復旧が進んでおらず、手付かずのところも多い。義援金を有効活用...
View Article代執行第2回口頭弁論始まる
翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する埋め立て承認を取り消したことに関し、国土交通相が翁長知事を訴えた代執行訴訟の第2回口頭弁論が8日午後2時すぎ、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で始まった。 7日までに高裁那覇支部に提出した準備書面で、県と国の双方とも相手の主張に反論し...
View Article「安心できる社会に」 年頭視閲式 県警本部長が訓示
県警は8日午前、北谷町美浜の町営駐車場で2016年年頭視閲式を開いた。県警の警察官ら360人以上が参加し、逮捕術や白バイの走行技術、警察犬による犯人制圧などを披露した。多くの見物人が集まり、警察官の日ごろの訓練の成果に盛んな拍手を送った。 加藤達也県警本部長は、15年の県内の刑法犯認知件数が過...
View Article障がい者らアニメ制作 真生倶楽部、真玉橋の伝説題材
【豊見城】視覚障がい者らが、社会参加を目的に結成した「真生倶楽部(くらぶ)」が約20分間のアニメーション動画「真玉橋由来記」を制作した。絵コンテや音楽、ナレーションなど全て自分たちで取り組んだ。会長の儀間真一郎さん(42)は「障がいがあっても、個々の能力を生かして活躍することができる。倶楽部の...
View Article「結集に勇気、必ず勝利」 知事、800人前に決意
米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の埋め立て承認をめぐる県と国の代執行訴訟第2回口頭弁論を前に「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は8日午後、福岡高裁那覇支部向かいの城岳公園で翁長雄志知事と弁護団を激励する集会を開いた。雨の中、800人(主催者発表)が集まり、県と弁護団にエールを送っ...
View Articleタンカン初出荷 「前年より甘い」294トン予定
【北部】JAおきなわの2015年度タンカン初出荷式が8日、名護市伊差川のJAおきなわ北部地区営農振興センターであった。同日、農家が丹精込めて栽培した冬の味覚約12トンを積んだトラックが出発し、約80人の関係者が見送った。出荷は2月中旬まで続く予定。 生産量は294トンを見込んでおり、内訳は青果...
View Articleタイトル獲得に意欲 J1名古屋 田口泰士
県内で自主トレ中のサッカーJ1名古屋グランパスのMF田口泰士(24)が8日、南風原町内で取材に応じ、2015年シーズンの総括と16年シーズンへの意気込みなどを語った。 けがのため約5カ月の離脱を強いられた昨年を「悔しい1年だった」と振り返り「ことしはけがなくチームのタイトル獲得に貢献したい」と...
View Articleナガミカズラ開花 茨城で、西表の希少種
国内で西表島にしか自生しておらず、環境省の希少野生動植物種に指定されているナガミカズラが、国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市、岩科司園長)で花を咲かせている。花は長さ数センチの筒状でユニークな形が特徴。同園が保全のため2009年から育てているが、花が咲くのは初めて。 同園によると、日...
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