<<<『ささ、一献 火酒を』新城貞夫著 洪水企画・1800円+税>>> 三部立ての本書には、三百余首の短歌、長いエッセー、それに編集者による著者へのインタビューが収められている。短歌が苦手な僕は、まずエッセーから読み始めた。30年以上も前の文章に手を加え続けたものだ。
ここで繰り返し語られているのは、あらゆる政治的イデオロギー(権力/反権力)への告発というか、呪詛(じゅそ)、嫌悪、拒絶である。
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『ささ、一献 火酒を』 イデオロギーへの告発
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