<<<『せんせい記者日記』小坂真希著 信濃毎日新聞社・1050円>>> かつて自分にも、学校に通っていた時期があった。周囲との距離感に戸惑い、修学旅行に浮かれ、ふてぶてしい態度を叱られた日々があった。そんな当時を思い出しながら、くすぐったさとともに本書を読み終えて、ふと思った。些細な日常に揺れていたあのころの気持ちを、日々目にしていた光景を、私はなぜ忘れてしまっていたのだろうと。
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『せんせい記者日記』 「現場」から学校描く
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