<<<ドイツ東部ライプチヒで、巨大な影が付けられたワーグナーの像と並ぶ作者(右)=15日(AP=共同)>>> 【ベルリン共同】ドイツの作曲家ワーグナー(1813〜83年)が22日で生誕200年を迎え、コンサートや彫像の除幕式が開かれるなどドイツ各地で記念行事が相次いだ。一方、ワーグナーは反ユダヤ主義的な言動が見られ、没後にナチスのプロパガンダに利用されたため、ドイツのメディアはこうした経緯も詳しく報じた。
生誕地の東部ライプチヒでは、高さ約1・8メートルの青年時代のワーグナー像が公開された。像の後ろには約4メートルの影が付けられ、ヒトラーが心酔し、ナチスに利用された影響の大きさを表現した。
(共同通信)
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作曲家ワーグナーの生誕2百年 ドイツ各地で記念行事
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