<<<『地域のなかの軍隊6 大陸・南方膨張の拠点 九州・沖縄』林博史著 吉川弘文館・2800円+税>>> 待望の軍事史研究書である。「刊行にあたって」でも述べているように、これまで軍隊や軍事史の研究が遠ざけられていたが、近年地域を視点とした軍隊の研究、具体的には連隊設置による社会基盤整備や地域経済への波及効果、地域での戦死者の慰霊、連隊と地域住民との交流などの研究が進み、蓄積されつつあるという。続きを読む >>>
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『地域のなかの軍隊6』 今に続く基地による社会変容
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