県内HIV感染26人 15年、発症後に発覚10人
県保健医療部健康長寿課は30日、12月1日の「世界エイズデー」に合わせて、2015年に県内でエイズウイルス(HIV)の感染が判明した人が30日現在で26人だったと発表した。 過去3番目に多い。このうちエイズが発症して初めて感染が発覚したエイズ患者は10人で全体の38%だった。 県は「早期に適切...
View Article「泉潤四方」高らかに 泉崎保存会、新たな旗頭に入魂
那覇市泉崎の「泉崎旗頭保存会」(前泊登美男会長)は11月22日、新調した旗頭(灯籠・デイゴ)の入魂式とお披露目を県庁前県民広場などで行った。県民広場では、新しい旗文字「泉潤四方」の旗頭を誇らしげに掲げながら、会員たちが「サーサーサーサー」と勇壮な掛け声を響かせた。 泉崎の旗頭は、約500年の歴...
View Article沖縄の戦後「同質ではない」 歴史学者4人、菅氏発言に抗議声明
沖縄と日本の戦後史を研究してきた鹿野政直、戸邉秀明、冨山一郎、森宣雄の4氏が11月24日付で戦後沖縄・歴史認識アピール「沖縄と日本の戦後史をめぐる菅義偉官房長官の発言に抗議し、公正な歴史認識をともにつくることを呼び掛ける声明」を発表し、菅氏に発言の撤回を求めた。 抗議の対象となったのは、9月の...
View Article普天間の早期閉鎖・返還を 宜野湾市長、沖縄相に要請
【東京】宜野湾市の佐喜真淳市長は1日午前、内閣府に島尻安伊子沖縄担当相を訪ね、米軍普天間飛行場の一日も早い閉鎖、返還と同基地所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの移駐などを求める文書を手渡した。市内の主要9団体との連名で、各団体の代表らが同行した。 佐喜真市長は「宜野湾市民の置かれている厳...
View Article年末・年始安全に 県警が警戒開始
県警は1日、那覇市の同本部で年末・年始総合警戒の看板掲示式を開いた。さまざまなイベントが開催され、人出の多くなる年末年始に向け、事件事故の未然防止や飲酒運転の根絶などに取り組む。期間は1月3日まで。 大城正人生活安全部長と県防犯協会連合会の伊禮清一会長が県警本部の正面玄関に看板を掲示した。大城...
View Article出発車両を一時足止め 辺野古反対市民「あらゆる戦術を」
【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画をめぐり、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では1日も早朝から計画に反対する市民ら約100人が座り込んだ。午前7時すぎに県警や警視庁の機動隊員が市民らを一人ずつ抱えてゲート前から排除し、石材を積んだ大型トラックなどの工事関...
View Article「墜落招く危険な行為」 米軍機レーザー照射で防衛相
【東京】中谷元・防衛相は1日午前の閣議後の記者会見で、米軍普天間飛行場の周辺上空で米軍機にレーザー光とみられる光線が当てられたとして、在沖米海兵隊が県警に通報したことについて「航空機へのレーザー光線の照射はパイロットの操縦障害につながり、墜落等の大惨事を招きかねない、大変危険で悪質な行為だ。理...
View Article献血通し社会貢献 県建設業協会青年部会
県建設業協会青年部会は1日、那覇市の「天久りうぼう」駐車場で「献血キャンペーン」運動を展開した。1、2日の両日、建設業関係者約200人が献血する予定。 仲程俊郎部会長(47)は「献血を通した社会貢献が目的」とキャンペーンの狙いを説明した。県赤十字血液センターの大久保和明所長(67)は「年末年始...
View Article那覇署 飲酒運転根絶へ 死亡事故で危機感
那覇署は1日、管内で飲酒運転の車に歩行者がはねられて死亡する事故が発生したことを受け、那覇地区飲酒運転根絶運動開始式を開いた。管内の企業101社から126人が参加し、飲酒運転根絶に向けて気勢を上げた。 那覇署管内では11月18日に那覇市安里で歩行者が飲酒運転の自動車にはねられて死亡する事故が発...
View Articleリサイクル資材に4社、48資材 県「ゆいくる材」認定
建設廃棄物などを原料としたリサイクル資材を県が認定する制度「ゆいくる材」の認定書交付式が1日、那覇市の県建設技術センターであり、本年度新たに4社、48資材が認定された。2004年度の制度開始以来、計85社、581資材が認定された。 同センターの仲村守理事長は「ゆいくる材を公共工事などで優先使用...
View Article「臓器提供の意思表示してね」 運転免許更新者に呼び掛け
県保健医療福祉事業団は1日、今月分の交付で全ての運転免許証が臓器提供の意思表示欄付きに切り替えられるようになり、豊見城市の県警運転免許センターで臓器移植に関するリーフレット入りのポケットティッシュ約150個や啓発ステッカーなどを配布した。臓器移植の普及活動「グリーンリボンキャンペーン」のキャラ...
View Article県経済自立を支援 OISTが集中投資制度
ことしで開学4年目を迎えた沖縄科学技術大学院大学(恩納村、OIST)は、より実用化に近い研究に集中的に資金を投入する初の制度「プルーフ・オブ・コンセプト(POC)」プログラムを10月に始めた。 低価格太陽電池の製作やアルツハイマー病の治療のためのペプチド(アミノ酸の結合体)の生成など、五つの研究...
View Articleサッカー元日本代表の高原、県内に新チーム設立 来季、県リーグ3部加入
サッカー元日本代表FW高原直泰(36)は1日、県内にサッカーチーム「沖縄SV」を設立し、代表に就任することを発表した。7日に那覇市内で会見を開き、高原自身が設立の趣旨やチームの目標、計画などを説明する。 県内の複数のサッカー関係者によると、沖縄SVは来季から県リーグ3部に加入し、将来的にJリー...
View Article14年度県内市町村決算 歳入、歳出とも最高 実質収支195億円黒字
県企画部は1日、県内市町村2014年度決算(普通会計分)の概要を公表した。歳入総額は地方税や国庫支出金が増えたことなどにより前年度比207億円(2・9%)増の7329億円となり、前年に続き過去最高額を更新した。歳出総額も、社会保障関係費の扶助費などが増えたことに伴い、同2・9%(198億円)増...
View Articleシュワブ内、申請なく257メートル仮設道 防衛局が建設計画
米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設で、沖縄防衛局が既に前知事から本体工事の設計変更承認を受けた仮設道路の建設とは別に、「仮設道路付け替え」の名目で、米軍キャンプ・シュワブ内に257メートルの道路建設を計画していることが分かった。県海岸防災課は1日、「変更申請時の内容に付け加えたものならば、新た...
View Article「多様な意見教えて」 高校教諭、中立性学ぶ 18歳選挙権で県選管研修会
2015年度県選挙啓発指導者研修会(県明るい選挙推進協議会、県選挙管理委員会主催)が県庁で開かれ、16年から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのに伴い、県内の高校教諭を対象とした講演やワークショップが行われた。生徒に政治参加の意識を促す主権者教育を実施する教職員を支援するため初めて開催した...
View Articleきょう辺野古代執行訴訟第1回弁論 知事、意見陳述へ
米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設をめぐり、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しの撤回を求め、国土交通相が提起した代執行訴訟の第1回口頭弁論が2日午後2時、福岡高裁那覇支部(多見谷寿郎裁判長)で開かれる。基地問題で県と政府が法廷闘争に入るのは20年前の代理署名訴訟以来2度目。...
View Articleマイナンバー通知10万通、本人に届かず 全発送の16%
11月中に県内全世帯に届く予定だったマイナンバー通知カードの簡易書留について、受取人不在などで約10万通が戻ってきていることが1日までに本紙の調べで分かった。県内の全発送数約62万通のうち約16%が本人に届いていないことになる。受取人不在などで差出人の市町村への返送が相次いでいるほか、内訳を把...
View Article西原中が最優秀 全国中学美術部展 沖縄の思い紅型に
【西原】全国の中学生を対象にした「第9回アートクラブグランプリin SAKAI」(全国中学美術部作品展実行委員会主催)で、西原中美術部が出品した共同作品「平和へJump!」が、共同の部で最優秀賞に当たる「堺市立中学校教育研究会美術部会賞」を受賞した。共同の部は3人以上による共同作品で、テーマは...
View Article生まれ島で還暦、恩師と節目祝う 北大東小47期、再会喜ぶ
【北大東】北大東小学校47期・中学校23期卒業生は11月22日、還暦の節目に北大東村内の宿泊施設ハマユウ荘で還暦祝賀会(上間政喜実行委員長)を開催した。同村のふるさと活性化交流事業の一環で、6回目の開催となる。「生まれ島で還暦祝いを」の呼び掛けに島在住の同期生5人のほか、島外から13人と中学時...
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