宮内庁は13日、邪馬台国の女王卑弥呼の墓説がある箸墓古墳(奈良県桜井市)と、後継者壱与(台与とも)の墓説がある西殿塚古墳(同県天理市)について、日本考古学協会など考古・歴史学系の15の研究者団体に立ち入り調査を許可したと発表した。調査は20日に実施される。
両古墳は最古段階の巨大前方後円墳で、墳丘の詳しい形態など不明な点が多い。調査は墳丘裾部を歩いて見るだけで、発掘や遺物の採集はできないが、いずれも著名な古墳だけに研究者らの“観察眼”に注目が集まりそうだ。
(共同通信)
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“卑弥呼の墓”調査を許可 宮内庁、研究者団体に
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